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プロポーズ大作戦 

たぶん夢だと思ったから
怖いとか感じなかった。
「なんですか?これ」
自分でもわりと冷静な声で質問してたし。
「これか?これは・・・」
意外にあっさり手元のカードを裏返して見せながら
「これは写真だ」

数枚の写真。
しかも男の写真。
イケメン風な顔もあれば
いかにも三枚目という顔もありの

どういう基準ですか、これ?
そう言って見上げると
「べつに。根拠も基準もないけど」
相変わらずおごそかな声。

う~~ん、この中から選べと言われたら・・・
私は一枚の写真を指差した。
「これかなあ」
「ほうほう。この男ですな」
言うとすぐに
さくさくとカードをしまいこんで
月明かりのなかに消えてしまった。
やっぱり、夢だったんだ。



「さあ、ここから好きなのを選びなさい」
え?
ようやくウトウトしかけたのに
誰だよ起こそうとするヤツは・・・
無視して寝ようとすると
「ほれ。起きろ。選ぶのだ」
パタパタとカードで俺の頭を叩く。
「ぬあんだよ!」
起き上ると、鼻先に数枚の写真を差し出された。

女ばかりだ。
綺麗な顔もあれば
三日見れば慣れる風な顔もあり
女の顔もいろいろだ。
俺ってどんな女がタイプだったっけなあ
とつぶやくと
「こんなんじゃない?」
参考までに、と指差される。
よく見ると、確かに好み。
「ああ、そうだ。この人」
だな。

俺はその一枚を引いた。
「そかそか。その女だな」
そう言うと、パっと手の中の写真を取って
あっという間に
月明かりのなかに消えていった。


「あの。傘忘れてますよ」
梅雨の一日
出掛けに持ち出した傘を
うっかり電車の中に忘れるところだった。
「すみません。ありがとうございます」
振り返って声の主を見て
あ、と小さく叫んだ。
向こうも同じように目を丸くしている。

夢だけど
夢じゃなかった。





「よっしゃ、あと4組作らないと」
「パーフェクト狙ってるの?」
「うん」
相思相愛のカップルを作って出会わせて・・・・
天使の仕事は結構難しい。
5組全部がカップルになれば
ハートマークが点灯して景品もらえるんだ。
って
こんな企画
どこかのテレビ番組が確か真似してたな。
そんなこと気にしてられないや
5番目のカップルはやっぱ、面白くないとダメですよね?神様

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